白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

ない・・・

今週のお題「わたしのコレクション」に参加して何か書いてみよう!と思ったのですけれど・・・ 一生懸命探してみたり、思い出したりしてみたのですけれど・・ ない・・・( ^ω^) コレクションしているものなどが何もありませんでした。 振り返ってみると…

永遠ではない人生を楽しむ

「禍福は糾える縄の如し」「塞翁が馬」 子供の頃父から教わったこの言葉を、時々思い出します。中国の故事にある言葉ですね。 この言葉を実感する、というよりも、そういうものなんだ、と自分に言い聞かせて、ここまで生きてきた、といったほうが正しいかも…

パーパスについて読む

最近流行ってます。パーパス、SDGS。 言葉だけはよく聞くけど、つまり何?と思ったりする人、いませんか? 流行ってます、という表現は、なんだか不謹慎かもしれないけれど、 おそらく10年も20年も前から、大切にすべきことと思い、働きかけ、発信していた人…

おとなになること

ずっとずっと前、まだ20代だったころ、人目を気にし、嫌われないように、悪く言われないように、失敗しないように、と人からの評価を求め苦しんでいたとき、指摘されたことがあります。 「自分が人のことを悪く言ったり思ったり、嫌ったりしているから、人か…

コーヒーを入れて静かに本を開く

なんだか疲れたなぁ、と思ったときや、気持ちがざわざわしているとき、私は家で静かにコーヒーを入れます。 おともには、作り置きしていたちょっとしたお菓子や(10分で作れるクッキーとか、パイシートにチョコを挟んで焼いただけのとか)、買い置きの板チョ…

善と悪

いつも思うのです。 不幸になりたい人なんていなくて、寂しい思いをしたい人なんていなくて、死ぬほど苦労したい人なんていなくて、いじめられたい人なんていなくて、心を病んだり、体を壊したりしたい人なんていないと。 なのに、世の中には、結構あふれて…

「努力家なんだよね」

人は、常に何かに追われ、自分のことでいっぱいな状況に置かれると、 驚くほど周りがみえなくなる生き物だと感じるときがあります。 もちろんそうでない人もいるのでしょうけれど、 社会に出て、少しずつ、純粋さや、まともさを失っていって、 生き残るのに…

怖いけど懐かしいお話

寒い日がまだまだ続きます。いかがお過ごしでしょうか。 私は、空いた時間に、テレビでオリンピックを観ながら、最近見つけたほっこりする時代小説を読んでおりました^^ 主人公が子供たちで、自分が幼馴染と遊んだ小学生の頃を思い出しながら楽しく読めま…

女性が正しく自分を守るには

過ぎ去ってから振り返って、あぁ、あの時こうしたらよかったのかも・・とか、 あの頃もっと、知識や、考える力があれば、と思ったりすること、ありませんか? 男性も女性も、存在としては対等に尊く、ジェンダーフリーな世の中に、少しずつ変わりつつあると…

給与水準の矛盾は嫉妬から?

ずっと前から、不思議に思っていたことがあるのです。 「エッセンシャルワーカー」という言葉は、いつできたのでしょうか? コロナ禍のなかで、休んだりすると社会が回らず休めない職種についている人達のことをそう言い表すようになりました。 「エッセンシ…

チョコレートとコーヒーと本たち

「自分に贈りたいもの」という今週のお題に、なんだか惹かれました^^ いつもは、本や読書での学びについてのブログをひっそり書いているのですが、 本関係のブログを書きたいと思うだけあって、やはり本が好きなのです。 今までもたくさんの本を読んできた…

社会を知ること

「若い人達が選挙にあまり行かない」というニュースを何度か見ました。 そのためにCMを打ったり、若手の有名人を使ってが選挙に行こう、と呼び掛けたり。 政治や経済は、若者にとって身近な話題ではなく、遠い誰かがやっていることで、自分にはあまり関係な…

嫌われないように生きている人が最も嫌われる

週末に少し時間がとれたので、何冊か本を読みました^^ その中の一つに今回のブログの表題とした「嫌われないように生きている人が最も嫌われる」とあり、本当にそうだな、と思いました。 すべての人に嫌われたくなくて、誰もにいい顔をしたくて、パンクし…

本で言葉を鍛え心を言語化する 

私は、子供の頃から、人に自分の個人的な気持ちや考えを面と向かって言うのが苦手でした。 学校の授業や仕事など、公の立場というか、そういうところでの発言は全然大丈夫なのですが、個人的に「こうしたい」「それはいやだ」「やめてほしい」「こういうこと…

今週のお題に乗っかって

今週のお題「現時点での今年の漢字」ということで、ここに便乗して今の私の抱負というか、こうありたいと思っていることを少し^^ 今の私の目標というか、日々目指してることは、漢字一文字で言えば「中」です。 「中」は中庸の中で、主に感情面でそれを常…

ファンタジーに心躍らせる

寒い日が続きます。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 最近、コロナのことや、トンガの噴火や津波のことなどで心を痛め、不安になり、日々のことや、これからのことをいろいろと考えてしまったりします。それでもやらなければならないことは日々あるので…

楽しみ方を知る

もがいていたあの頃は、「休みの日」というのは本当は体や心を休めなくてはならないのに、「家族や友人と●●に行った」とか、「こんな勉強をした」とか「こんな習い事をした」とか、人に有意義な過ごし方だと思ってもらえることをしないといけない、と思って…

最近読んだ本

お正月休みも明け、日常が戻ってまいりました。 お休みの間、少しまとまった時間が取れたので、何冊か本を読むことができました^^ 今日はその中からいくつかご紹介したいと思います^^ 「三途の川のおらんだ書房」 野村美月 文春文庫 死んだあとに飛ばさ…

諸刃の剣

他人に、自分の思ったことを正確に伝えるのは、なんと難しいのでしょう。 一言一言、言葉を選んだつもりでも、受け取る側に一切の判断を任せなければならないのですから。 言葉はとても便利で、楽しく、でもとても難しい、諸刃の剣のようだな・・と感じたり…

寝不足になる幸せ

面白いと思える本に出会うと、つい続きが気になって 寝不足になってしまうときがあります。 なので、長編の物語を読むときなどは、できるだけ休みの日の前の日にするとか、もしくは時間を決めて手に取るようにしているのですが・・・^^; 歴史ものなら、そ…

選んでいるのは自分

目の前のことを忙しくこなす日々が続くと、自分の心が見えなくなること、ありませんか? 一生懸命頑張ること、期待に応えること、その場所でいいと思われている価値観に従い、そこで結果を出すこと。それを目標に生きていた頃、すこし過労気味になり、1週間…

忘れたいあの一言

今週のお題「忘れたいこと」が、今回の書きたかったこと寄りだったので応募してみました。 ここ何回かで、見えない天井にぶちあたった時のことをお話しているのですが・・・ その当時言われた言葉で、何年経っても、忘れられないものがいくつかあります。 こ…

矛盾に折り合いをつけるには

前回のブログで、仕事やいろいろなことに行き詰り、答えを探して本格的に読書をするようになったと書きました。 そのとき悩んできたというか、考え続けていたことは、 「働き続けなければ、キャリアが終わる」 「一度辞めたら、たとえどんなに経歴があっても…

本当の意味での学びとは

今回は本の紹介ではなく、本格的に本を読み始めたころのことを少し^^ 子供の頃から、読書が好きでした。 まだ幼い頃、祖父母と日本昔話を一緒に読むのが好きでした。 小学生の頃、当時流行っていた今でいうライトノベルを友達と貸し借りして読みました。 …

10分くらいで読めて明るいのにものすごく後味が怖いお話

「先生は怖くてふるえていた。」から始まり「九時二十三ぷんだった。」で終わるとても短いお話。だけど、なんともいえない後読感が残ります。 「23分間の奇跡」 ジェームス・クラベル 青島幸雄 訳 集英社文庫 集団心理というものがいかに簡単に誘導されてし…

薄くて読みやすく面白いけどちょっと怖いお話

ちょっと風変わりな設定のお話を読みました。 その名も前世探偵。 なんとなく興味を惹かれて手に取ったのですが、 結構面白い^^・・・というか怖い^^; 短編5つで構成されていて、読みやすいのですが手に汗握る展開もあり切なくもありで一気に読んでしま…

なつかしの雑貨店

「雑貨店」というとどういうお店を思い浮かべますか? 今の若者だったら、カフェに併設されて売られているようなおしゃれなグッズを取り扱っているお店のように思うかも・・^^ 祖父母が元気だったころ、その家の近くにいわゆる「雑貨店」があり、そのご家…

薄めの本② 読みやすく、時々泣けて、ごはんが食べたくなるお話

今まで生きてきた人生で、うまくいかなかった・・甘かったな・・と感じていることがありますか? 過去にはどんなに望んでも戻れないけれど、できることならあの時に戻ってやり直したいと、もう一度同じことができるなら、今度こそうまくできると、そう思って…

軽快でさくっと読める薄めの本

本を読みたいけれど、忙しい。息抜きしたいけど、あまり時間とれない。 そんな日常を過ごされている方は多いのではないでしょうか。 寝る前の30分くらいで一話読める、または仕事帰りの電車で一話読めるくらいの短編や薄い本を、これから何度かにわたってご…

本当のナウシカのお話を知っていますか

「風の谷のナウシカ」この映画を知らない人はいるのでしょうか? 少し古い映画なので、今の子供たちで知らない人はいるかもしれませんね。 ですが、大人世代の方たちは、おそらく子供の頃に、または自分の子供と一緒にご覧になったことがあるのではないでし…