白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

ファンタジーに心躍らせる

寒い日が続きます。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

最近、コロナのことや、トンガの噴火や津波のことなどで心を痛め、不安になり、日々のことや、これからのことをいろいろと考えてしまったりします。それでもやらなければならないことは日々あるので、前向きになれることを挟みつつ、こつこつ頑張ろうと思います^^

 

少し日常を離れたいとき、私はファンタジーを手に取り、気分転換したりするときがあります。

普段ではありえない設定の中に、私たちの日常でも起こりうる事件が潜み、私たちが感じているさまざまな感情が渦巻き、ラストでは、あぁ、こういう終わり方も悪くないなぁと思えたり。大人になってから読むファンタジーは、子供の頃と違う視点で見ることができて、楽しいです^^

 

今回は、最近読んだファンタジーで、面白いと思えたものをご紹介したいと思います。

 

天空の翼 地上の星

砂の城 風の姫」

「月の都 海の果て」

「雪の王 光の剣」

「永遠の旅人 天地の理」

 

             講談社文庫 中村 ふみ

 

天下四国というシリーズもので、全5巻で完結です^^

天下四国は、天が王を定める4つの国。その周りを山脈が囲み、真ん中にある湖を中心に4分割された国々の物語です。

主人公はその中の1つ、徐国という国の王太子だった寿白。反乱が起き、徐国が亡びる直前に前王が寿白を即位させ、その国の宝である玉を授け、逃がします。

父王と母は毒杯を飲み自決し、国は奪われ、庚という国になってしまいます。

追手がかかり、自分を守るためにたくさんの命を犠牲にして生き延びた寿白が、10年後「飛牙」と名乗る青年になって故郷に戻ったところから物語が始まります

 

息抜きに^^ と思って手に取ったこの本ですが、とまらなくなってしまい^^;

一時日常を忘れ、遠い国に旅に出たような、そんな気持ちになりました。