白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

最近読んだ本

お正月休みも明け、日常が戻ってまいりました。

お休みの間、少しまとまった時間が取れたので、何冊か本を読むことができました^^

今日はその中からいくつかご紹介したいと思います^^

 

「三途の川のおらんだ書房」 野村美月 文春文庫

 

死んだあとに飛ばされるという、あの世とこの世の間を流れる三途の川のほとり。

そこで死者たちは手にしている六文銭を使って、最後に好きなものを一つだけ買うことができます。そんな川のほとりにあるおらんだ書房は、その人にあった「人生最後にして最上の一冊」を選んでくれる書店。

その書店を訪れる人たちのさまざまなドラマがあり、明るい感じで書かれていますが、なんだか泣けます。

 

「ふくろう」梶よう子 講談社文庫

 

江戸時代、江戸城内での刃傷事件は7件あったと言われていますが、その最後の刃傷事件である「千代田刃傷」をモデルにして書かれた物語です。

何とも言えない気持ちになるお話です。一言でいえば、江戸時代の書院番という仕事場での「いじめ」にまつわるお話です。

もはや仕事があまりなく、暇でかつ仕事のポジションが少ない職場で、新人が何日でやめるか賭けをする先輩たち。重要な役を任されたことに対する妬みで、壮絶ないじめに走る重鎮たち。

誠実で颯爽としていた人が、いじめにより追い詰められていくさまが、現代のいじめと少しかぶり、震えました。

そして、最後はどうするのが正解だったのか・・・自分だったらどうするか・・と深く考えさせられる終わり方でした。

 

「5年後 働く自分の姿が見えますか?」 

加藤嘉一 田端信太郎 為末大 経沢香保子 駒崎弘樹 古市憲寿 飯田泰之 岩瀬大輔

                角川oneteテーマ21

 

2013年に創刊されているので少し前の本ですが、今呼んでもなるほどな・・と思えることもあり、面白かったです。

 

 

「大切なこと」 内田綾乃 PHP研究所

 

マンションから、中古の一戸建てに引っ越しされて、そこでの暮らしぶりが描かれています。

一日一日を大切に暮らされていて、頭が下がります。

インテリアが本当に素敵で、家事のモチベーションが上がります^^;

 

「叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実」

          ひろゆき 三笠書房

 

個人的に、とても面白かったです。

おそらく何人もの人が、何年も前から、うっすら感じていて、でも口に出せないと思っていたことをものすごくはっきりと文章にされています。

 

 

今日は5冊ご紹介しました^^

これからも本をご紹介していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました^^