子供の頃、若い頃、雨が嫌いでした。
どんよりとした空に、影響されるかのように心もなんとなくもやもやして、
外で活動することの好きだった私は、なんだか閉じ込められたかのような気持ちになり、天気予報が雨だと、普通のいつものいろんなことがめんどくさいなと思っていました。
くせ毛なのもあり、雨の日の髪の調子の悪さといったら( ^ω^)
きっとくせ毛の方はおわかりいただけるはず。
あれから時が流れて・・・(笑)
くせ毛なのは相変わらずですが、
雨の日は、心が穏やかになり、焦りが消え、穏やかに自分と向き合える日になりました。
前に前に進みたくて、歩みを止めることができなかった頃と違い、
意識的に止めることの、大切さがわかるようになりました。
晴れの日も大好きですが、
晴れた日は晴れた日らしく、
雨の日は雨の日らしく。そういった自然に任せた生き方が、いいなと感じるようになりました。
晴耕雨読という言葉がいつできたのか知らないのですが、
とても、いい言葉だと最近思います。
晴れた日に畑仕事をし、雨の日は書を読む。
今だと、晴れた日はバリバリ外で仕事をして、(営業や外仕事、庭掃除、畑?)
雨の日は書類仕事や自分と向き合ったり、家仕事(室内仕事)にあてる。といったところでしょうか?^^
晴れた日には人と楽しく過ごし、雨の日には静かに自分を癒す
こういった考え方もあるな、と最近思います。
今月は、面白い小説に出会い、ちびちび読んでいました^^
知野みさきさんという著者の方の、「妖国の剣士」というシリーズで、今5巻まで出ています。
世界観が素晴らしく、とても楽しめました。
以前は、主人公の若者の気持ちに寄り添って読んでいたお話を、
今は親だったり師匠だったり上司だったりの、大人側の気持ちに寄り添って読めるようになりました。視点が変わると、同じお話でも、まるで別の物語のようで、
そういう意味で、楽しみ方が増えたような、そんな気がしています^^
お読みいただきありがとうございました^^