今週のお題「30万円あったら」
昔々の学生の頃とか、20代前半の頃とかに、30万円好きに使っていいよ、ともらったとしたら、嬉々として、経験とか勉強とかに使った気がする。
プチ留学とか、習い事とか、旅行とか。
友達や同僚と、ちょっと背伸びするくらいお高いけどいいお店を経験してみたりしたかも。
けれども時は流れ・・・
今30万好きにどうぞ!って言われたら、おそらく自分だけのためには使えない^^;
しみついた主婦の癖というか、社会に出てから長いとか、いい年した大人だから、とかいったことも理由の一つではあると思うけれど、一番は、年齢を重ねて、30万というお金で、どのくらいのことができるのか、を知っていることが大きい。
大人だから、生活必需品のたぐいは一通り持っているし、30万くらいだったら、自分の人生にあまり大きな変化は起こせないと思っているから、周りを少し幸せにできたらいいな、という自己満足のほうが楽しい。
だからきっと、誰かを喜ばせるために使うのだと思う。
家族が欲しがっていたものを買う、高齢の親に何か贈る、近くの施設に本とかランドセルとか何かを寄付する、母校に本代を贈るのもいい。
お金は、必要としているところに流れるのが一番いい気がしている。
今自分がとっても困っている状態だったら、
「30万めっちゃください!」(日本語^^;)ってなると思うけど、
そういう状態じゃあなかったら、誰かが喜んでいる姿を見たい。
なんだかいつからか、そういうほうへシフトしてきました。
決してお金持ちではなくかなりの庶民なのですが、不思議です。
生き残るためだけに必死だったあの頃を抜けて、少し年を重ねた今だからこそ、
そう思えるのかもしれませんが。
でも、欲しいものがいっぱいだったあの頃のことも、とてもいい思い出です。
お読みいただきありがとうございました^^