いわゆる日本人の働き方はなんだか、
目の前の家族が助けを求めているのに、
それをほっておいて世界を救いに行くスーパーマン、みたいな感じに見えるときがあります。
何のために働くのか、それは生きるのに糧が必要だから。っていうのが、
たしかな理由ではあるけれど、生きがいとか、居場所とか、自分が生きていてもいい場所、必要とされる場所を求めている部分もあるのかもしれないな・・と思います。
だから、
定年退職した方の中には、あっという間に老け込んでしまう人もいたりする。
また現役世代の中でも、必要とされる場所の奪い合いが起きたりする。
仕事の中にアイデンティティを求めていたなら、
それがなくなることは、
恐怖にも近い感情に陥る人もいるだろうな・・と思います。
でも、たぶん、社会で働くうえで、一番犠牲にしてもいい、もしくは犠牲にしても許される、と思われているのは、まだまだ「家庭」かもしれません。
当然、家族なら理解してくれるだろう、とか、
自分だけが家庭を優先できないから仕方ない、とか。
私も、振り返って、
「あの時」、大切にすべきだったものを思い出して、時々苦しくなったりします。
「あの時」大切にできなくて、失ってしまったもの、人は、もう取り戻せないから、
年齢を重ねた今は、大切にすべきものを間違えないようにしよう、と思っています。
大切にすべき時間は、あっという間に過ぎて、
気が付いたら、取り戻せないことも、世の中にはたくさんあるように思います。
今、大切にすべきなのは、誰ですか。
今、大切にしたい価値観はなんでしょうか。
大切にすべきものは、意外とすぐ近くにあって、
それは決して当たり前に存在しているものではないのだと、
日々自分に言い聞かせて、大切にすべきものを大切に生きようと思っています。
お読みいただきありがとうございました^^