AIの登場、機能向上で、人がいらなくなる、という記事などを最近よく目にします。
でもきっと、日本のバブルがはじけたあたりから、
インターネッとが普及したころから、
そして、スマホが普及したころから、
こうした傾向はあったでしょう。
技術の革新に、社会システムが追い付くのは、いつも10年くらい後だったりしますね。
ずっとずっと前のこと。PCの資格をいくつかとって、資料作りもプレゼンも
頑張ろう!と就職して、カナ打ちを覚えてください、と言われたときの、
なんとも言えない気持ちを、今も覚えています^^;
今のスマホネイティブの若者が就職する頃には、
もっといろんな技術ができていると思うけど、
大きな大きな企業や、政府や、学校などが、本当の意味でそれに追いつくのは、
10年も20年も後かもしれない。
組織が大きいほど、変化のスピードは遅い。
でも、今変化についていけないと、もう組織が持たないくらいに、
時代は変化しているようにも思います。
今存在する仕事の数は、現場で人間がしないといけないもの以外は、どんどん減っていき、今現在存在しない仕事が今後どんどん生まれるかもしれません。
ホワイトカラーの仕事は、もう何年も前から飽和で、人余りのように見えます。
人手不足は、人がやりたがらない仕事や、ブルーカラーの仕事。
そこがなぜ、昇給しないのかすごく不思議だけど、
いわゆるホワイトカラーの人たちが政治を行っているから、
この構造は変わらないのかもしれません。
ふとそんなことを思い、今週手に取った本はこちらです^^
「10年後、君に仕事はあるのか?」
著者の方が、中、高校生やその親に向けて、仕事が消滅していく世界の生き方や、
不確かな時代を乗り切るためには、といった考え方を述べています。
「雇われる力」とは?
2017年に出版されているけれど、今読んでも、というかコロナ後の今だからこそ、すごく響く内容に思えるかもしれません。
今「普通」と言われていることが、普通じゃなくなる時代がくるかもしれない。
でも、「普通」を追いかけることが苦しかった人たちには、もしかするといい時代になるかもしれない。
普通を極めていける人達は、迷い、葛藤するかもしれない。
先のことはわからないけれど、緩やかに、軸をもって、しなやかに生きられたらいいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました^^