学生の頃までは、確かに100点と呼べるものがあって、
合格できる点数があって、
なにか、「正解」と思えるものが、ざっくりと見えていたけれど、
社会に出たら、大人になったら、いわゆるこういった人生が「正解です」っていうことはなくて、
でも「世間体」とか「正解に見えるもの」は沢山あって。
自分を正しいと思いたいから、
自分と違う選択をした人を、見下したい感情に囚われたり、不安になったりして、
迷いながら生きている人も多いように思います。
不安にかられて、いろんな人に相談しても、
いろんな人に話を聞いてもらっても、
きっとその不安は消えない。
なぜならば、
その人と自分の正解は、きっと違うから。
その人がどんなに自分のためを思って、自分のことを真剣に考えてアドバイスしてくれても、
置かれた状況によっては、自分の心からの納得が、一番強いときもある。
自分が決めた人生を、選択肢を、
これでよかったんだ、と思うためには、
自分が決めた人生を、「正解」にすべく頑張るしかない。
最近読んだ本の中に、こういう言葉が書いてありました。
「確かな答えがあって、それを選ぶのが人生じゃなく、
自分が選んだ道を、正解にしていくのが人生。それが、生きるということ」
こういう考え、すごく好きだな、と思いました。
死ぬ時まで、人生はわからない。
だから、人生の最後の最後に、「あぁ、なんだか良かったな」って思えるように、
毎日暮らしたいなと、そう思います。
お読みいただきありがとうございました^^