白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

あなたの仕事は誰を幸せにしているの?

 

いろんなことを乗り越え、家族を支えて生きてきた、おばあちゃんに聞かれた言葉です。

働く、とははたを楽にする、という言葉で、

誰かのために、誰かの幸せのために体を動かすことを、働くことと信じていたおばあちゃんが、何でもないことのように聞いたその言葉に、

私は当時、答えられませんでした。

 

自分も幸せではなかったし、仕事内容にも疑問を感じていたからです。

 

しいて言うならば、「生き残るため」

 

ずっとずっと疑問でした。

世間知らずだったはずの子供の頃の私は、人の役に立って、お金をもらって、それで生きていく、家族を支えていくのが大人だと、

そう思っていたはずなのに、

大人になってそうきれいごとばかりではないな・・と知ってからの私は、

子供の頃よりも世間知らずになっていったような気がします。

 

自分の生活や心が、一定のところに収まるまで、

私はとても視野がせまく、自分が生き残ることばかりに目を向けていました。

そうでないと、生きていけなかったからです。

 

でも、何かが違う、とずっと思ってきました。

うまく言葉にできなくて、

人に話してもめんどくさい人と思われそうで。

 

 

最近手に取った本の中に、その当時の自分を代弁してくれるような言葉を沢山見つけました。そう、そういうことが言いたかったの、というような。

2018年に書かれた本なので、数年前の出版ですが、

今、出会えたことを嬉しく思いました。

 

今回は、その本をご紹介しようと思います。

 

 

「これからの働き方を哲学する」 小川仁志 リベラル社

人生100年時代、AI時代、グローバル時代、そしてこれまで。

今のままの働き方で、本当にいいと思っていますか?

哲学者である著者の方が、そういう疑問を投げかけておられます。

 

 

 

最近購入したホットサンドメーカーで、野菜たっぷりのホットサンドを作ることにはまっています^^

みなさまにとっていい年末になりますように^^

 

 

お読みいただきありがとうございました^^