白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

平和の定義

ロシアとウクライナのニュースが毎日流れていて、

見るたびにとても心が痛みます。

どのような形で終結するのか・・まだまだ続いてしまうのか・・・

ニュース映像を見るのが、辛いです。

 

この度のことで、「平和」ってなんなのかな、どういう状態なのかな・・・と考えさせられました。

今回のウクライナの件は、ウクライナNATOに加盟しようとしたことに、ロシアのプーチン大統領が激怒し、制裁を加えている、といった図のように見えますが、

どこを後ろ盾にし、どこと同盟を結び、自分の国を脅かされないようにするか、

経済的にどこまで譲歩し、貿易収支と外交の両輪をどう回していくか、

戦闘状態でなくとも、国際社会で生き抜いていくということは、そしてもしかすると国内経済においても生き残っていくということは、ある意味戦争なのかもしれません。

 

「平和」という状態は、いろんな意味で力の均衡がとれている、ということなのかもしれません。

 

その均衡が崩れそうになった時に、何かが起こったりするのかも・・・

 

「平和」というと、なんだかほのぼのとしたイメージを思い浮かべてしまいがちだけど、その平和な状態を保つために、水面下ではたくさんの戦いが繰り広げられているのかもしれません。

 

人間という生き物は、けっこう戦闘的な生き物で、

おそらく同種を一番殺している生き物は人間だと思います。

 

争い、戦って、優劣を決め、立ち位置を学び、そして力の均衡を取っている。

 

「勝ち」とか「負け」とか、子供の頃は、そういったことには明確な勝負の状態があるのだと思っていたけれど、

この頃は、勝ち負けとは何を意味するのか・・と感じたりします。

 

今回のウクライナの件で、「勝つ」とはどのような状態になることなのでしょうか。

 

これ以上犠牲の出ない形で終結することを祈ります。

 

 

自分にとって生きやすい形で頑張り、笑顔で生きられること

こういうのを「勝ち」って言ったらだめなのかな・・・

 

 

お読みいただきありがとうございました^^