白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

不安の正体

いったい何が問題なのかわからないくらい、問題があふれている気がする。

少子化、介護難民、AIの台頭による人あまり、でも人材不足、円安、賃上げ?増税

ありすぎてよくわからなくなってきました。

 

私の住んでいる地域では、子どもは沢山いる。

少子化どこ吹く風のように、沢山。学校の備品や施設も充実。

でも、先生方へのクレームすごい。

 

ホワイトカラーの人余り。これは恐らく30年前から。

だから30年停滞している。生産性が超悪いから。変わるのに時間がかかりすぎて、

世界的に後れを取ったようにも思う。

 

ブラック企業の人手不足。

当たり前なのになぜ問題だというのかよくわからない。

自給875円とかで、超ブラック労働をする、もしくは遅くまで働くようなところに、いたい人はいない。1000円でも安い。

人がやりたくないこと、きついこと、必要なことだけど時間や体力がしんどいこと、

そういったことをやってくれる人には、高い賃金を払うべきだけど、

今は、よほどの使命感や優しさをもっていて、賃金以外のやりがいを感じている方を除いては、「そこでしか」働けない人達が働いている。

 

ブラックな、本当に人を大切にしないかつ学びも未来もないような仕事をさせるところは、なくなったほうが、新しい風も吹き、社会がまともになる気がしている。

きっとそう思っている人は多いけど、ブラックゾンビ企業はものすごく多い。

 

人を大切にしない社会は、衰退する。私はそう思っている。

 

老人が・・・老害が・・・という若い人たちもいるけれど、

自分もいつか老人になる。

 

問題はそこではなくて、安心して年を重ね、安心して死を迎えられる社会がないこと。

誰もが尊厳を持って、最後まで生きていける。

それでこそ、若いうちに頑張って税を納め、家庭をもち、子どもを持ち、

安心してお金をつかって経済を回すことができる。

節約とか、貯金とか、ある程度の自助努力はいることはもちろんだけど、

いくらもってても不安、というのが日本の停滞感の原因のように私は感じている。

 

日本人は死ぬ直前に一番お金をもっているという人が多い。

なぜなら、年をとったらできる仕事もあまりないし、年金だけでは生きられないことも多いし、お金があっても、居場所がなくなるし、体が弱って動けなくなって、施設に・・・ってことになると、それはまぁすごいお金がかかる。

 

施設にダイレクトに年金がいくように年金手帳とか、保険証とか、そういったものを預けて、そこから必要な代金を引いて残りをお小遣いとして本人に渡すところも多い。

 

厚生年金だと、少し残って、数万お小遣いがあるけど、

国民年金の人は、むしろ足りないから、貯金でなんとかするか、身内が残りを払うことになる。

 

101歳まで生きた私の祖母は、年金を払っていない世代(制度がまだあいまいで)だったので、要介護になり施設に入った後は、その代金は全額自腹、つまり私の父が払っていた。当時で毎月約15万ほど。

 

介護保険ができたのも、当然の成り行きかもしれない。

自分たちの老後を、周りの負担を軽減して生きられるように。

 

子育てもお金がかかる。

でも未来への投資。

老後、体が動かなくなって、死ぬまでの間もお金がかかる。それはたくさん。

そして、当事者になって初めて、真剣に向き合う。

 

そして安く劣悪な施設は存在する。

 

お金をもっているにこしたことはない。老後は特に。

 

尊厳を持った死を迎えるには、お金がかかるのだ。

そして家族の存在も、ある人とない人で、職員の本人への態度が違ってくる。

なにかあった時に抗議される身内がいる人と、誰も何も言わない身内のいない人。

どちらを大切にしますか?

もちろん、どちらも大切にします。という人がほとんどですが、そうでない施設もある。

 

知れば知るほど、老後が怖くなる。

若いうちから、老後が・・・と言っていて、年金がないかも‥と言っていて、

少子化社会保険料が・・・となっていて、

お金、使えるわけがありませんよね?経済を回せるわけがないですよね?

 

世代を分断して、若者、中年、老人、にあたるような世代間で対立させるよりも、

どこに属していても、頑張れば先がよくなる、頑張ったら、最後は安心して過ごせる、って思いたいじゃないですか。

 

でも、不安でいっぱいになることが多くて、いろんなことを手放せない。

それなのに、政府は、

少子化→子供産め 産んだ世帯だけにばらまき 他の税金を納めている世帯は無視

社会保険料がたりない→増税

介護職不足→移民

人手不足→移民→賃金と待遇悪すぎて外国の方が帰る→賃上げ要求→倒産or廃業

女性活躍→男性中心の労働環境のまま女性を入れる→少子化

トラックドライバー不足→労働時間規制→賃金減るor物流の混乱

税金がたりないから増税→なぜか過去最高の税収を誇る→超バッシング→減税と言い出す→財務省敵にまわす→背水の陣イマココ

 

ずっとこんな感じで、つまりはそこじゃない。

 

きっとほとんどの人たちが、そこじゃないよって思っているけど、

政治的に、人口配置的に変えられない国日本。

 

安い国は過ごしやすく、平和で、世界と比べて環境も良い。

なのに、なんでこんなに閉塞感があるのか。

そうじゃない人たちもたくさんいそうだけど、きっと住む場所ガチャもあるよね。

 

東京一極集中になるのが、その証拠。

 

でも、地方で作られた食べ物、地方で作った電力が東京で使われているのも事実。

 

もう、既存のものでキラキラしたものはないのだ。

一過性の流行のようなもの以外は。

 

キラキラしていなくても、せめて安心して生きていきたいなぁ・・・と思ってる人はきっと多い気がする。

 

安心して生きていけるなら、税金高くても、頑張って働ける。

どの世代でも未来が描ける。そんな気がしている。

 

 

たくさんのボヤキを、お読みくださってありがとうございました。

少しでも前向きになれるよう、今日も頑張ろうと思います^^

今日も皆様にとって良い1日でありますように。

 

 

お読みいただきありがとうございました^^