年を重ねるたびに、ありがたいと思うこと、疑問に思うこと、なぜ変えられないのかと憤りを感じることなどが増えていく。
若い頃は、
いわゆる、「怖いもの知らず」だった勢いのある頃は、自分の周りにいる人や、起こることが人生のすべてで、そのほかのことはどこかの誰かがやってくれていて、自分には関係ないことだと思っていた。
でも、今は、すべてはつながっていて、誰かがやってくれていると思っていた誰かは、
誰かの大切な人で、誰かの子供であったり親であったり、孫だったりするんだな・・と思うようになり、人ごとではないな、という気持ちになることが多い。
ブラック労働も、お金に関するいろいろなことも、税金や、少子化、格差、老後、
そういったいろんなことが、身近に感じられるようになった。
そして、いろいろいろいろ考えた。
そして、ふと思った。
ただの一人の人間に、世界は変えられない。
だから、せめてこれから会う人への言動や、一個人として私がすることに責任をもとうと。
いろいろと考えて、ベストだと思える日々を過ごすこと。
自分の幸せや、周りの幸せ、周りへの配慮。
いろんなことを考えて、今はこれがベストだと、そう思える生き方をしよう。
周りの大切な少しの人を、できるだけ幸せにできるよう、努力しよう。
そして、ちゃんと選択をしていこう。
そんな風に思った。
生きていると、時々ほんとうに糞みたいなことが起こる。
あえて下品な言い方をしたけれど、ほんとに理不尽なことも起こったりする。
けれど、自分がされたそういうことを、人に返さないよう、自分というものをしっかり持っていたいと思う。
ぶれぶれで、人の言うことに振り回されまくっていた私が、そんな風に思うようになったのは、ひとえに経験と学びだと思う。
いろんな人に助けてもらった経験。
いろんな理不尽にあった経験。
いい人も、そうでない人もいるという経験。
本当に、悪気なく、物事を知らない人がいるという経験。
自分が、いろんなことに無知で、失礼だったということに気付く経験。
そして、もっと早く学んでいたら、きっと傷つけなくて済む人たちがいたという思い。
学び続けることは、自分と向き合うことで、いろんなことに気付き始めてからは、後悔の嵐が襲ってきたりしたけれど、
これからは。
これから先の人生は、強く自分を持ちたい。
精神的に、いろいろと自立していたい。
いろんなことで、人に助けてもらうだろうけれど、
それを当たり前だと思わない自分でいたい。
そんな風に思います。
時々、春の嵐のようにブレブレで吹き荒れてくる感情を、うまくコントロールできたらいいな・・・
でもできないときの対処法はもっておこう。
そんな理想通りにはいかないかもだけど。
お読みいただきありがとうございました^^