白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

小さな小さな幸せを

年を重ねるたびに、ありがたいと思うこと、疑問に思うこと、なぜ変えられないのかと憤りを感じることなどが増えていく。

 

若い頃は、

いわゆる、「怖いもの知らず」だった勢いのある頃は、自分の周りにいる人や、起こることが人生のすべてで、そのほかのことはどこかの誰かがやってくれていて、自分には関係ないことだと思っていた。

 

でも、今は、すべてはつながっていて、誰かがやってくれていると思っていた誰かは、

誰かの大切な人で、誰かの子供であったり親であったり、孫だったりするんだな・・と思うようになり、人ごとではないな、という気持ちになることが多い。

 

ブラック労働も、お金に関するいろいろなことも、税金や、少子化、格差、老後、

そういったいろんなことが、身近に感じられるようになった。

 

そして、いろいろいろいろ考えた。

 

そして、ふと思った。

 

ただの一人の人間に、世界は変えられない。

だから、せめてこれから会う人への言動や、一個人として私がすることに責任をもとうと。

 

いろいろと考えて、ベストだと思える日々を過ごすこと。

自分の幸せや、周りの幸せ、周りへの配慮。

いろんなことを考えて、今はこれがベストだと、そう思える生き方をしよう。

周りの大切な少しの人を、できるだけ幸せにできるよう、努力しよう。

そして、ちゃんと選択をしていこう。

そんな風に思った。

 

 

生きていると、時々ほんとうに糞みたいなことが起こる。

あえて下品な言い方をしたけれど、ほんとに理不尽なことも起こったりする。

 

けれど、自分がされたそういうことを、人に返さないよう、自分というものをしっかり持っていたいと思う。

 

ぶれぶれで、人の言うことに振り回されまくっていた私が、そんな風に思うようになったのは、ひとえに経験と学びだと思う。

 

いろんな人に助けてもらった経験。

いろんな理不尽にあった経験。

いい人も、そうでない人もいるという経験。

本当に、悪気なく、物事を知らない人がいるという経験。

自分が、いろんなことに無知で、失礼だったということに気付く経験。

 

そして、もっと早く学んでいたら、きっと傷つけなくて済む人たちがいたという思い。

 

学び続けることは、自分と向き合うことで、いろんなことに気付き始めてからは、後悔の嵐が襲ってきたりしたけれど、

 

これからは。

 

これから先の人生は、強く自分を持ちたい。

 

精神的に、いろいろと自立していたい。

 

いろんなことで、人に助けてもらうだろうけれど、

それを当たり前だと思わない自分でいたい。

 

そんな風に思います。

 

時々、春の嵐のようにブレブレで吹き荒れてくる感情を、うまくコントロールできたらいいな・・・

でもできないときの対処法はもっておこう。

そんな理想通りにはいかないかもだけど。

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^