温かい日が続いたと思えば、また少し寒くなってきました。
いかがお過ごしでしょうか。
3連休で時間がとれたので、今ドラマでも話題の、「ミステリと言う勿れ」の原作の漫画を読んでみました^^
やっぱりドラマ化されるだけあって、面白かったです^^
皆様にはご兄弟や姉妹がいますか?
私は、昔、この兄弟姉妹の関係というか、親から見て理想だと思うその役割を必死に演じて疲れ切っていた時期がありました。
私は、女ばかりの姉妹の長女というポジションで、当時親からも頼りにされ、下の子の保護者役もしなければならず、それがとても辛く、弱音がはけず、お姉ちゃんだから頑張らなければ、みたいに強がって、実はいつも泣きたくて仕方なかった頃がありました。
そんなことは、妹や親には絶対に当時は言えませんでしたが。
姉という役を演じているけれど、中身は違うんだよー弱いんだよーみたいに、家ではないところに幸せを求め、どこにいけば自分らしく生きていけるのか・・素の自分で生きられるところはどこなのか・・と探していたような気がします。
「長女のための本」という本を、当時読んだりしていました。
本で得た知識や、頭で考えただけで人生が好転するわけでもないでしょうけれど、
なにか教え導いてくれるものが欲しかったのです。
「ミステリと言う勿れ」の中のあるエピソードで、主人公の整君が、「どうして子供のことを、お兄ちゃんとかお姉ちゃんって呼ぶんだろう。僕、いつも思うんです。役割じゃなくて名前で呼んであげてほしいって」と言うのですが、あぁ、それ、ずっと思ってたなぁ・・となんだか当時を思い出して感傷的な気持ちになりました。
でも・・・そのあとそれを聞いていた家政婦の詩さんが整君に言うのです。
そうね、私もそう思う。といったん受け止めたうえで、自身も長女である詩さんはこう続けます。「もし親兄弟がみんな亡くなってしまうと、もう誰も「お姉ちゃん」とは呼んでくれない。詩さん、て呼んでくれる人はこれから先もいるかもしれない。でもお姉ちゃんと呼んでくれる人は、もう決して出てこないの。だからこれはこれで、一つの家族の宝物」
なんか・・・いいですね。
そういう考え方。
お読みいただきありがとうございました^^