Shiratamausagiの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本をのんびりと紹介しています

民俗学は面白い

大学生の頃、一般教養で「民俗学」という講義があった気がするのですが、当時は、どんな学問なのかなぁ・・と思ったくらいで、講義を取ることはありませんでした。そのころは若く、将来への不安もあって、将来の就職を見据えた、実務的な講義ばかりが目に入っていました。

ですが、いい大人になってからは、面白い学問だなぁと感じるようになりました。

人間は優しく、残酷で、いとおしく、恐ろしい・・。

 

准教授 高槻影良の推察 民俗学かく語りき

     澤村 御影 角川文庫

 

人が嘘をつくと、それが歪んで聞こえて嘘が見抜けてしまう耳をもった大学生の深町尚哉は、それゆえに孤独になりがちでした。何気なくとった「民俗学2」の講義を担当する准教授、高槻に気に入られ、学問以外の日常生活がかなり他人とずれている彼の日常生活の助手として、アルバイトすることに。

 

民俗学の准教授と孤独な学生の民俗学ミステリで、爽やかな読み口なのですが、都市伝説や伝承などの怖さもあり、不思議な余韻が残るお話です。

休みの日などにさくっと読めます^^