白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

自分を扱うようにしか

あなたは自分が好きですか?

 

私は、嫌いでした。

10代、20代。女性としては一番若く、青春で、きれいで・・・

そう思われる年齢の頃、私は自分のことが大嫌いでした。

 

自尊心も低く、他人からの好意を、うまく受け止められない。

人づきあいも、いつも少し緊張していて、心から楽しめていませんでした。

 

今振り返ると、「こうしなきゃ、こうでなくちゃ」と自分が思っていた理想があって、

それに届かない、届かないかもしれない自分を埋めたくて、

「その時」に集中したり、楽しんだりできなかったのです。

 

いつかくるであろう「将来」を見すぎていて、

「今」を見ていなかったのですね。

 

そのせいで、失ったものも多くて、

今思うとなんで、あんなに将来が不安だったのか。

 

不況のせいもあったけど、

条件付きの愛情を、求めすぎていたのもあるかもしれません。

 

こうでなければ、愛されない。

こんな私じゃないと、受け入れられない。

綺麗じゃないと。痩せていないと。とか(笑)

 

いったい、何に縛られていたのでしょうね。なんだか笑えます。

 

自然体の自分を、自分が好きになれていないから、

自然体でいられなかった。

だからずっと苦しかった。

 

忙しく毎日過ぎ去って、次々にやるべきことが起こって、

それをずっと続けることが人生なんだと、そう思っていたけれど、

 

自分の時間を、何を優先して何につかうのかを決めるのは自分で、

人の目を気にして時間の使い道を決めることは愚かなことだな・・・と

実感することがおきて、目が覚めました。

 

自分を大切にできない人は、人も大切にできない。

人にやさしい人は、自分の弱さを知っていて、人に理想を求めず理解しようとしてくれていたんだなと気づきました。

 

自分を扱うようにしか、人を扱えない

 

本の中でこの言葉を見つけたとき、後悔で震えました。

 

今をせいいっぱい、楽しんで、きっとその積み重ねが、未来につながるのだと

今は感じています。

 

不安になったら、今に集中^^

私の、処方箋です。

 

 

お読みいただきありがとうございました^^