白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

大人って、強いわけじゃないよね

子供の頃、大人って、もっともっとすごいと思っていませんでしたか?

 

もっともっと大きな存在で、助けてくれて、守ってくれるんだと、

小学生くらいの頃は思っていました。

 

でも、子供にも大変なことがたくさんあるように、

子供がたくさんの選択肢を選び、努力していかなくてはならないように、

大人も、日々大変なこともあり、日々選択を迫られていますよね^^;

 

年を重ねたら、大人になれると思っていたけれど、

いつ心が大人になるのかは人それぞれで、体が大人になってもそんなに急に強くなれるわけじゃない。

 

強く、優しくありたいと、頑張りたいと思っているけど、

時に心がぐちゃぐちゃになり、逃げたくなったり。いろいろ。

 

でも、私は、かっこつけるのではなく、かっこ悪い姿も、悩む姿も、見せていいんじゃないかな・・と最近思うようになりました。

 

平気なふりしたり、強いふりしたり、平静を装ったり、

ずっとそうしていると、辛いから、

弱い自分も、でも強くありたい自分も、みじめな自分も、そうやってもがいている姿も、見せていいんじゃないかな・・と思っています。

本当は、いつも明るく、優しく、強い人になって、大切な人や家族を守って、笑顔でいたいけど、無理なときもある。

 

もちろん仕事に私情を挟まない、とか、人に当たらないとか、最低限の礼儀は守るけれど、「辛いんだ」とか「きついわー」とか、言ってもいいんじゃないかな・・と感じています。

 

だって辛いときは辛いですよね。大人も子供も。

大人になって、分別がついて、世間を知って、

子供から「どうして?」と聞かれても、答えたくないような現実も知って、

でも大人だから楽しめることもあったりして、結構楽しい時もあるけど、

「きついんだよね・・」という時もある。

 

きっといい時ばかりは続かず、悪い時も、きつい時もたくさんたくさんあって。

だけどそれに折り合いをつけながら、「でも、自分は強くなりたいんだよね、弱いけど」でもいいんじゃないかな・・と思っています。

 

自分が弱いとわかっている人は、きっと辛い経験や、寂しかったり悲しかったりをたくさん経験していて、人の痛みに敏感な人だと思います。

自分無双ー!みたいな時期って、きっと誰にでもあって、でもそれは長くは続かないし、しんどい時期があっても、逆に時々いいターンが回ってくる時もある。

 

若い頃は、うまく弱音がはけなくて、というか弱い自分はダメだから我慢してかくして、うまくやるのが大人、みたいに強がっていたような^^;

「自分は全然平気。いつも充実してる。」本当はそうじゃなくても、そう強がっているときは、必要以上にとげとげしくなっていて、もしかすると、弱音を吐いてるときよりも、かっこ悪い自分になっていたかも・・・(;´・ω・)

 

強くなくても、みんなそんな強くないんだから、できるときは助け合っていこうね

そう言って、暮らせたらいいのになぁ

 

そういう人間関係に囲まれた人は、とても幸せなんじゃないかな・・と今は思います。

 

 

大人でも、いつも強いわけじゃない。

 

ちょっとばかり、普段通りに見せるスキルだったり、分別だったり、経験上そういう気持ちの対処方法を知っているだけかも。

 

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^