白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

未来を見よう みんなで

先行き不安な時代です。

いろんなニュースが飛び込んできます。

コロナで、学校活動も、経済活動も、2年以上自粛が続きました。

価値観が変わり、かつて普通とされたことが、普通なのか、考えるようになりました。

 

私は、先行きが不安なとき、自分を救ってくれるのは、夢なのだと思っています。

それも、誰かが自分を幸せにしてくれる、といった他力本願的なものではなく、

自分が人を幸せにできる分野は何なのか、どんなことで、世界にかかわっていけるのかという、能動的な夢です。

 

人は、誰かに何かをしてもらうよりも、自分が誰かに何かをしてあげられる状況の時に幸せを感じやすいそうです。

 

 

今の自分に何ができるか、これからの自分になにができるか、

たとえ大したことではなくても、自分にできることを探して、それが誰かの幸せにつながるなら、きっとそれは、自分の幸せにもつながるのではないかな・・と思っています。

 

自分には何にもない、誰からも必要とされていない、時には、そんな風に思ったりする時もあるかもしれません。

 

「いつも笑顔で話しかけてくれて嬉しかった。ありがとうございます」

昔、異動でそこを去るときに言われた言葉です。

そんなに接点があったわけでもないのに、そう言ってくれて本当にうれしかったです。

ありがとうと言ってもらえたけど、救われたのは私のほうでした。

 

きっと人のためにできること、というのは、人から見てすごいと言われることや、世間的に評価をされることだけではないのだと思います。

 

人を思いやれる人はきっと誰かを救っているし、

その場を明るくしたり、癒したりできるような性格の人は、その場を救っているし、

家族のためにお金を稼ぐ、家事や育児をするといったことは、家族を幸せにしています。

 

私が、最近嬉しかったことは

「毎朝子供たちの通学を見守っている見守り隊のおじいさんが、ゴミ出しに行った私に笑顔で挨拶してくれて明るい気持ちになった」

「作ったご飯をおいしい、と言って食べてもらえた」

「高齢の両親の手伝いに行ったら、喜んでくれた」

といった、日常に埋もれまくったエピソードなのですが、しばらく幸せな気持ちが続きました。

その時ちょっと元気がなくなっていたのですが、笑顔で挨拶してくれた見守り隊のおじいさんが、おいしいといって食べてくれた家族が、「ありがとう」と私の手伝いを受け入れてくれた両親が、私に幸せをくれました。

 

もしかするとあなたも、普通の生活の中で、誰かを幸せにしているかもしれません。

誰かが、あなたを幸せにしてくれているかもしれません。

 

「いてくれてありがとう」

これ以上の誉め言葉は、私には想像できません。

 

あなたがいるだけで、誰かを幸せにしているかもしれません。

 

今の現状で、コツコツとでもできる目の前のことを誠実にこなしている姿が、

それを見ている誰かに影響を与えているかもしれません。

 

あなたが、人を幸せにできる分野は何ですか?

 

もしかすると、おいしくご飯を食べている姿だったり、

まわりの頑張りを、よく見ていることだったり

笑顔で挨拶することだったり

ご飯をつくっている姿だったり

 

そんななんでもないことが、誰かの幸せかもしれません。

 

 

お読みいただきありがとうございました^^