人を幸せにできる、温かさを持った人っていますよね。
そうありたいといつも思っているけれど、
未熟者の私は、時々自分のことでいっぱいいっぱいになるときも・・・。
人を温かい気持ちにさせられる人は何が違うのかな・・・と思って観察してみると、
人生であれ、仕事であれ、家事でもなんでも、なにかに熟練してる方が多いなぁと、個人的には感じます。
自分が熟練しているからこそ、うまく人に頼ることができる。
「あなたがいてくれてよかった」と、そう言えるのは、人を必要としてあげられるのは、きっとその人自身が、だれよりも熟練しているから。
そして、本人は言わないけれど、見えないところで、とても苦しんだ経験があるから。
個人的に、そう感じています。
今回ご紹介するのは、こんな人が近くにいたら、
子供の頃に出会っていたら、幸せだっただろうな・・と感じる一人の女性が主人公のお話です。
「魔法使い」 人は彼女のことをそう呼びます。
80歳を超えているその女性は、私の尊敬する義母になんだか似ていて、
若輩者の自分がこんなとこで立ち止まっていたらだめだー・・・前を向かねば!と感じさせてくれるような、とても優しく、強い女性です。
こんなふうに年を重ねられたらな・・と思わずにはいられないような。
「ひかりの魔女」 山本 甲士 双葉文庫
「ひかりの魔女」「ひかりの魔女 にゅうめんの巻」「ひかりの魔女 さっちゃんの巻」と、現在3巻まで出ています。
年齢問わず楽しめるお話ですが、
大人が読むと、子供の頃とはちがう光が、心に灯るかもしれません。
お読みいただきありがとうございました^^