本を読みたいときって、どんな時ですか?
私の場合は、趣味であるのもあるけれど、単純に息抜きしたいとき、それから自分の心を整理したいけど、答えが見つからなくて・・でも人に相談するのも・・というときに本を手に取ったりします。
たくさん本を読んで、物語の世界に入って心をそらして、主人公の気持ちになって考えたり、単純に楽しんだりしているうちに、いつの間にかスッと自分なりの心が決まったりするときがあるのです。私だけでしょうか^^;
今日は、少し疲れたとき、あまり重たい内容の本を読みたくないな・・でも何か物語が読みたい・・というときにおすすめかなぁと個人的に思った本をご紹介します。
今日おすすめするのは・・
「美味の傍には悪がいる・・」そう言い残して、味見方同心である兄、月浦波之進は刺客に襲われ死んでしまいます。
主人公である弟の魚之進が兄の後をつぐことになるのですが、切れ者であった兄と対象的に、魚之進は気弱でちょっとのんびりしたマイペースなタイプ。
魚之進は四苦八苦しながらも、自分なりのやり方でいろいろな事件を解決に導いていきます。
味見方同心というだけあって、事件はすべて食べ物絡み。いろいろな新江戸料理が登場するグルメ捕り物帖です。