白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

自分を大切にすること

今週のお題「防寒」

寒いの苦手です・・^^でも暑いのも苦手です^^;

 

でも、もっとずっと若い頃は、寒いほうが苦手でした。

体温が低く、血圧も低く、手足の先はいつも冷たく、おそらく内臓も冷えていたような。

 

風邪をひきやすく、うっかりひいたら肺炎寸前まで行き、朝起きるのが辛くて、やっと起きても気持ち悪くて朝ごはんが食べられない。

・・といったかなりの虚弱体質見えますが、これは、長年の蓄積により、体が冷えて弱っていたがためでした。

 

今は、朝はちゃんと起きられるし、朝ごはんも食べられます。

 

やらなくてはいけないと思っていたことをこなすため、日々無理を重ね、かつ生活スキルもなく、自分をいたわるために何をしたらいいかも知らず、自分のことをなんと大切にしていなかったことか・・・と振り返って思います。

 

きっと皆さまは、そんなことはないと思うのですが、当時の私は、体調が悪い時にどう休んだらいいかもわからず、休むことは悪いことだ、といった考えを持ち、

 

当時の会社も、休む=体調管理不足で評価マイナス といった感じだったので、

たとえばインフルエンザになろうものなら非難の嵐^^;みたいなところがありました。

今はコロナもあるので、もっと大変かもしれませんが><。

そういった価値観にどっぷり染まっていたけど、体調悪くなる前にどうしたらいいのかも考える暇もなく、知識もなく、そういった意味では気合で乗り切ろうとしていて、

確かに、体調管理はできていなかったのだと思います。

 

思えば、母も、限界まで我慢して、倒れるまで我慢して、働いていた人でした。

それを見て育ち、自分をいたわるといったことは甘えだと、そう認識してしまったのかもしれません。

 

でも、自分をいたわるということは、決して甘えではなく、メンテナンスだと、今は思います。仕事を休む、といったことの前に、

今日は体調がすぐれないからできるだけ早く寝よう、とか、

体を冷やさないように食事に気を付けよう、とか、

肌が弱いから夏は日焼け止めを必ず塗ろう、帽子を被ろう、とか

乾燥しやすいから保湿を心がけよう、とか

寒がりだから、寒い時に上に着られる上着とかストールとかを持って行こう、とか

 

ごくごく普通の、転ばぬ先の杖。

 

こんな普通のことをする時間の余裕も、心の余裕もなかったがため、

限界までがむしゃらに進んで、そして体を壊して逆に迷惑をかけたりしていたのだと気付きました。

 

 

自分を大切にできない人は、人も大切にできない。

恋愛や人間関係がうまくいかない人は、まず自分を大切にできていない。

自分との折り合いが悪いと、いろんなことがうまくいかない。

 

以前読んだ本に、そう書いてありました。

 

その当時だけではなく、今も、刺さる言葉です。

 

甘やかす、ではなく、自分を知り、弱い部分を知り、中庸を保てるすべを身に着け、

さけられない病気やケガのときなどは仕方ないけれど、そうでないときは、できるだけ

心身ともに健やかであること。

これが、大人としての、本当に大切なことなのだと今は思っています。

 

無理をせず、自分をいたわるやり方を。

 

 

そうやって暮らしていくことを、心がけています。

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

 

尾を引く怖いお話

家のことでバタバタとして、更新が遅れてしまいました^^;;

 

そんな日々も過ぎ、ゆっくりですが、少し本を読むこともできました。

しかし・・なぜか今回に限って少し怖い話を選んでしまい^^;すごーく後をひきました・・・。怖かった。映画の、「残穢」を書かれた作家の方で、ちょっと興味があったのでつい読んでしまったのですが( ^ω^)・・・

 

どう怖かったかというと、いわゆるリングとか○○村みたいな怖さというよりも、

解決しない、普段そこにあるこの世のものでないものとの境目的な怖さといいましょうか^^;

解決したようで解決していないというか、続いていくというか。

解決していないの、怖いですよね;;

 

でも、上下巻一気読みしてしまいました。

怖いものみたさというか、どうなるの!みたいな怖さというか^^;

 

一人にならない日の息抜きにいかがでしょうか(笑)

 

今回読んだ本はこちら(=゚ω゚)ノ

 

「営繕かるかや怪異譚」 小野不由美 角川文庫 

(1,2巻)

 

 

映画の「残穢」も、ものすごく怖いです・・・

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

お題に挑戦

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」

 

やる気がない時、一定間隔で訪れます・・

だいたい、精神的にすごく疲れた・・という日の翌日が休みだったときとか。

 

体力的に疲れた・・という日は、泥のように眠るので、だいたい翌日はすごく元気です。でも、精神的な疲れがあった日の翌日は、朝目覚めてもなんだかボーっとしてしまい、やらなくてはいけないこと以外は何もせずぼーっとしていたい・・と思ってしまったりします^^;

 

どうもメンタル的な疲れを取るのに、少し時間がかかるようです。

 

人と過ごす時間も大好きなのですが、精神的に疲れた時には一人時間がとても大切で、

特に嫌なことがあったときには、そのまま家族とかに会うと、不機嫌をぶつけてしまうかもしれないので、どこかに寄り道してから帰ります。

 

図書館が空いている時間帯だったら図書館に

そうでなかったら本屋さんで何かいい本ないかな・・と探したり

カフェなどに入り、カフェオレを1杯だけ飲んで、気持ちが落ち着くのを待って、

心が真ん中に戻ったら家に帰ります。

 

あとはお肉を食べる^^(笑)

 

やる気がでない、ということは、私的にはなんか心が落ちているときなので、

 

心がほっとするようなことをいくつかやっているうちに、

「やるべきことをやらねばー!」みたいにだんだん燃えてくるので、

燃えてくるのを待ちます^^

 

それでも燃えてこなかったら、あきらめてできるだけ早く寝ます。

 

いい大人になってからは、やる気がないときにやる気出す、というよりも、

絶対やらないといけないよね、といったことを粛々とやり、そうしてるうちにやる気になるか、そうしててもやる気にならないからやるべきことやったら寝よう、となるかどちらかです^^;

 

寝るの至福^^

 

もっとやる気を出さねば( ^ω^)

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

少ない椅子での椅子取りゲーム

最近、こういった言葉をよく聞きます。

仕事の数や、ポジションが減って、今残っている既存の席を取り合う椅子取りゲームになっていると。

 

最近のことでもありませんけどね^^;

 

ここ20年以上、そんな感じになっているように思えます。

椅子取りゲームは結構激しく、運よく椅子に座れても、その椅子、腐ってるかもしれません。

 

そんな風に思えることがたくさんありました。

 

中にいると、視野が狭くなり、組織での競争に明け暮れて、気付けば年次だけが上がる。かつてのその年次の人がもらっていた給与がもらえるわけでもなく、

新しい分野への進出などはものすごく時間とお金がかかる。

 

椅子取りゲームで、椅子に座れなかった人はどこに行くのでしょうか。

そもそも、ゲームに参加すらしてない人たちもいます。

 

でも、人手不足なのですよね。

 

とても不思議です。

 

絶対に生きていくうえで必要な第一次産業、インフラの現場で働く人達よりも、

なくても困らないよね、といった業界のほうが給与もよく、増えている現実。

 

世の中は、矛盾といらないものであふれていて、その矛盾といらないものを取り除けば、さぞスッキリするだろうと思いきや、そのいらないものの周りにどっぷり経済の流れができていて、大きなお金が動いていて、どうにもできない場合があったりしますね。

 

いらないけど、本当はなくなったほうがいいけど、でも自分が生き残るためには残さないと、という仕事がとても多い。

誰かに椅子を準備してもらわないと座れないなら、しがみつくしかないですよね。

 

これからは、自分で椅子を作ったり、持ってきたり、しないといけないのかもしれません。何が必要で、何をして生きるか。考えるのはとても難しいけど、

 

そういうたくましさのある人になれたらなぁ・・と最近思います。

 

いろいろ考えると知恵熱出そうになるけど( ^ω^)

できることを日々考えながら、勉強しながら、生きるのも悪くないかも。

たいしたことできなくても。

 

庭の畑に、ネギと、ブロッコリーと豆の苗を植えました^^

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

「強いね」

ねっとりとした、絡みつくような、そこから離れることを許さないような、そういった人間関係が苦手です。子供の頃から。

 

なので、子供の頃から理解不能というか、合わないな・・という価値観は沢山あって、

でもそれを言い出すと孤立してしまいそうになるから、合わせて、笑って。

 

子供の世界でも、大人の世界でも、同じようなことってあるのかもしれないな・・と思ったりしています。

 

タイトルに書いた「強いね」という言葉。

高校生の頃これを同級生に言われたのが衝撃で、いまだに覚えているのです。

 

トイレついてきてって言わなかったから。

日直の日誌を職員室に持っていくのついてきてって言わなかったから。

 

この場合の強さは、何をさすのでしょうね。

 

強いねって、誉め言葉だったのでしょうか。それとも、揶揄して言われたのでしょうか。いまだに謎です。

 

いつかまた会う時があったら聞いてみたいけど、

もう会うことはないかもしれませんね^^;

 

いや、会っても忘れてるか^^;

 

なんとなく、忘れられない言葉って、あったりしませんか?

 

お読みいただきありがとうございました^^

かっこいいはかっこ悪い

ずっと前、

ある一定のレールにのって、

こうあるべき姿を追い求め、

周りの期待に答え続け、

他人のこうしてほしい、という思いに敏感に反応し、

本当は全然ダメダメなところだらけの自分を隠して、

いいかっこの自分だけを、外で見せようとして頑張っていたところ、

頑張れなくなりました。

 

そんなとき言われました。

「かっこいい」は「かっこ悪い」だよ。と。

 

なんだそれ?と思いましたが、

時間がたって納得^^; かっこつけはよけいかっこ悪く見えるってことですよね。

自分の能力とか、やれること以上に大きく自分を見せても、絶対ばれてるし、

いつかパンクしてしまうかもしれない。

 

ありのまま、とは大人には言えないけど、

ちゃんと心身を整えて、ある程度の礼儀と誠実さをもって、

できることを、一生懸命やって、

助けられたり、時に助けたり、

弱いことを受け入れて人の弱さも認めたり、

そうやってコツコツとやってたら、

ずいぶん遠くまで来ちゃったな、といった感じでいいのかな・・と最近は思います。

 

やっぱり得意分野と、そうでない分野があって、でも当時の私は、全部得意にしないといけない、となぜか思っていて、

できない部分がある自分を見せてはいけない、と頑張っていて

でも振り返ると、できないことがあるのは当たり前で、

もし当時の自分が目の前にいたら、今の私はすごく嫌だろうなと思いました。

 

できない自分や、怒られる自分や、かっこ悪い自分を認められなかった。

 

すごく、驕った考えですね。

 

なぜそんな風に思いがちだったかというと、

「頑張っていないと愛されない」「頑張っていないと認められない」

「すごくないと、生き残れない」

おびえていたから。

 

要は、自分に自信がなかったのです。生身の自分自身に。

 

だから、肩書や、評価を追い求めてしまっていたのです。

 

なぜ自身がないのか。つまり自己肯定感が低かったのか。

生まれや育ちなどもある程度あるかもしれませんが、今振り返ると、おそらく自分が、人の弱さとか、ダメな部分を受け入れることのできない小さな人間だったからです。

 

人の弱さを否定する、ということは、自分が弱いと否定されると思っているということ。

人のダメな部分を受け入れられないということは、ダメな自分では受け入れられないと思っているということ。

要は、自分自身が作り出した感情におびえて、理想の自分でいなければいけないと思い詰めていたのです。

 

自立していると思っていたあの頃、私はとても幼い人間だったと思います。

 

そんなにいつも強く、理想通りに動ける人間なんていないし、

弱みを見せたくない私の前で、弱みを見せてくれる人も、結局はいないでしょう。

 

本当に、かっこつけはかっこ悪かったな・・と思います。

 

私の、凝り固まった感情を溶かしてくれたのは、そばにいてくれる人達と、本で出合ったいくつかの言葉でした。

 

自分の感情に蓋をして、頑張りすぎてしまうと、自分が何を求めているのか、何があったら満たされるのか、わからなくなってしまうかもしれません。

 

時々立ち止まり、ダメな自分を「今日全然だめだったわー」と言える大切な人達と過ごして、時々、空を見たり、言葉の力を借りて、

 

今日もかっこ悪く頑張ろうと思っているこの頃です。

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

 

 

秋の高い空を見て思い出す

ふとした瞬間に、見上げた空とか、

それぞれの季節の風景とか、

街やお店で流れる音楽とか、

 

何気なく見たり聞いたりしたことで、よみがえってくる記憶ってあったりしませんか?

 

昔、仕事終わりの父と、河川敷に夕日を見に行ったときに、街に流れていた曲とか、

大学生の頃、車の中でよくかけていた曲とか

はじめて買ったCDアルバムの中に収録されていた曲が、お店で流れていたりとか。

 

 

すごく高い空を見て、体育祭の日を思い出したり、

雨のにおいを感じて、なんだか寂しかったり、不安だったりしていた頃を思い出したり

かつて住んで、働いていた街のニュースを見たりして、当時のアパート暮らしを思い出したり、

小学校のチャイムの音を聞いて、いろんなことを思ったり、思い出したり。

 

年を重ねるということは、未来を見上げることが少しずつ減り、思い出が少しずつ増えていくということなのかな・・と

今は感じたりします。

 

ということは、今、こうしている瞬間も、いつか思い出になっているわけで、

できるだけいい思い出を増やしたい私としては、

やっぱり日々頑張らねば!と無駄に気合をいれています(笑)

 

日々の楽しみとして、本を手に取ることはいっぱいあるけど、

時々迷ったとき、モヤモヤしたとき、元気になりたいとき、

そういったときに手に取った本に救われ、暮らし方を考えさせられたりしながら、

いつかは過去になるいい思い出を、増やしていけたらいいなぁと、そう思っています。

 

 

最近、ガーナの板チョコにプレミアムが出ていて、すごくおいしくて、リピート買いをしています^^

少し肌寒くなってきたので、温かいコーヒーを入れて、読書のおともにしています。

そして、パンの焼き網を買いました^^

おいしいトーストを休日にゆっくり焼きたくて。

好きなことに時間を使えると、心が元気になり、また明日からも頑張れるような気がしています。

 

 

そんな私が、今週読んでみた本はこちらです(=゚ω゚)ノ

 

「対岸の家事」 朱野 帰子 講談社文庫

いろんな立場の女性の、いろんな意味でのリアルが詰まっています。

女性だけでなく、育休を取った男性や、女性を通じて出てくる夫たちのことも。

専業主婦、キャリア系兼業主婦、育休中のキャリア男子、未婚でキャリアを積み重ねる女性、それぞれの親たち。

それぞれの葛藤がとてもいとおしく、それぞれの生き方がまた潔くて、いろんな時期の自分と重ねて読みました。

子育て世代以上の方は、きっと一気読みできるはず・・・

個人的には、そんな風に感じました^^

 

 

朝晩冷え込んで、すこし寒くなってきましたね。

どうかみなさまお風邪などひかれませんように^^

 

お読みいただきありがとうございました^^