白うさぎの読書ブログ

読書好きが個人的に面白いと思った本や学び、社会への疑問などについてのんびりと書いている雑記帳です

コーヒーとともに

 

私は、昔は料理やお菓子作りがあまり好きではありませんでした。

 

高校時代の課外では、ほかに興味のあるものがない、という理由と、なんとなく女子っぽい、という理由だけでクッキングクラブなるものに入ってしまったけれど、

それを秒で後悔するような、どちらかというと勉強とか運動とか仕事とか・・・といったほうが好きなタイプでした。そしてご想像されたかもしれませんが、ほぼほぼ食べる専門みたいになり、クラブにとって大変申し訳ない存在となりました。

 

許してくれていた先輩方、本当にありがとうございました・・・。

 

そんな私ですが、今ではパンやクッキーを焼き、コーヒーとともに食べるのがとても好きになり、できるだけ体に優しい食事を、と心がけるようになったら、料理も好きになりました。不思議です^^;

 

よし、今日は本を読むぞ!という日に、コーヒーと一緒に何か簡単につまめるおやつがほしいな・・・と思い立ったときにいつも作るクッキーがあるのですが、

とても簡単で、不器用な私でもおいしくできるので、今日はそのレシピ(といえるほどたいそうなものではないのですが^^;)をご紹介してみようと思います^^

 

 

薄力粉 120g

バター 60g

砂糖 40g

牛乳 小さじ1

 

バターをレンジで20秒かけ、少し溶かす

薄力、砂糖、バターをボールにいれて混ぜ、こねる

粉っぽくなったら牛乳を加えてこね、ひとかたまりにし、

棒状に伸ばす(お好みでグラニュー糖をまぶしてもおいしいです)

その状態でラップをし冷凍庫に10分~15分くらい入れる

とりだして包丁で0.5センチくらいの厚さに切る

170度のオーブンで20分焼く

 

焼きたては少しやわらかめなのですが、さめるとサクッとなります。

 

買い置きの板チョコをパキパキ折って入れ、チョコチップ風にする時もあります^^

 

この量でちょうど20枚くらいのクッキーができます。

 

 

そして、コーヒーとクッキーとともに、今回ご紹介したい本はこちら(=゚ω゚)ノ

 

満月珈琲店 桜田 千尋 作・絵

      望月 麻衣 文   KADOKAWA

 

疲れた人だけが訪れることのできる、毎日日没からスタートする喫茶店

そこで繰り広げられる物語が、静かで、美しくて、寂しくて、

落ち込んだ時、日常の幸せを感じたいときに開くと、心が洗われます。

絵が、とても綺麗で、すごく不思議な空間に身を置いているような、そんな気持ちになれます。夜、静かにコーヒーを飲みながら読みたいイラストストーリー集です^^

 

 

夜、静かに浸って、また明日からも頑張ろう、そう思える本でした。

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

悲しい事件

投資サギで、150万円の借金を背負い、22歳の女性が命を絶ったというニュースを見ました。

母子家庭の方だったようで、ご本人と、残されたお母様が本当にお気の毒で、本当に読んでいて辛かったです。

 

真面目で、人に気を遣う優しい人。 そういう人だったと書いてありましたが、

そもそも経験のない優しく人の誘いを断れないような方が、投資話をしてくるような人にかかわるべきではなかった気がします。

 

金利の今、投資をしよう、的な雰囲気になっていますが、以前も書きましたが、その前にまず知識と、自分を守る資産形成が先だろう、と本当に思います。

 

今は、預金などの金利はほぼつかず、置いておいてもお金は増えません。

ですが、1000万までは、万が一預けている金融機関がつぶれても保証があるし、減ることもありません。

私は、まず生きていて、何かあった時にとりあえず数年生きていける、という貯金をすることが、資産形成の基本だと考えていて、余剰で10年から20年ほったらかしにしても大丈夫、といったお金で投資に手を出すべきだと思っています。

 

今は、スマートフォンのアプリなどで、ためたポイントを積み立ての運用商品に回せる、といったものがあった気がするのですが、あれは面白そうだなと思います^^

 

いわゆる投資家、という方々は、とても大きなお金を動かされています。

額が大きいがゆえに、少しの運用利率であっても、利益が生まれるのです。

個人的には、投資というのは、ある程度のお金を持ってから余剰でするものと思っていますので、少額でやってもあまり利益はでないように思っています。少額で、仕組みを知る、という目的でやってみるのはいいかもしれませんが。

 

積み立ての投資信託などの商品だと、少額でコツコツ、リスク分散もできるので始めやすいですが、

その運用に回しているお金の流動性はとても低いものだと考えなければなりません。

なにか必要が生じて、急いで解約して現金にしなければならない、というとき、その元本が大幅に減っているかもしれないし、解約手続きをしてすぐお金が戻ってこないものもあります。

 

そして、万が一そのお金のほとんどを失うことになっても、生きていける範囲でなくてはなりません。

 

 

私は以前、金融機関で10年ほど働いていたことがありますが、私がいた職場の人(特に男性)は、自社のそういった商品をほとんど買いませんでした。

お客様には、たくさん、たくさん売っていましたが。

 

 

それはなぜなのか。

ごくごく平均的なサラリーマン程度の資産で運用し、家族を養っている自分のお金が流動化できなくなったり、減ったりすることは、自分たちにとってマイナスと思っていたからです。

 

 

投資というものは、資産家向けの商品です。

 

個人で投資に手を出す場合、基本生活していくうえで、10年から20年忘れていられるくらいのお金でなくてはなりません。

 

お金の流動性がない、ということは、もしその現金があれば経験できたであろうことが、できないということでもあります。

 

お金のことは、これぞという正解がないので、とても難しい分野ですが、

何かが起こって働けなくなっても、最低1,2年は乗り切れる、といった資産(この場合は流動資産)を形成することがまず基本だと私は思っておりますので、

貯金もないのに投資に手を出す、といったことはギャンブルに近いもののように感じます。ましてや借金して投資しろ、と言ってくる人がいたら、関わるべきではありません。

 

資産形成=投資 ではなく、生きていくためのお金を作り、守ることだと私は思っています。その中には当然、預金も含まれます。

 

稼げる自分でいること、そしてそのレベルになるために経験を積み勉強すること、といったことが、現役世代で、まだ若いうちは最大のリスクヘッジのように私には思えるのですが、

今や国主導で資産形成(この場合投資という意味)を進めており、少し怖いなと個人的には思ってしまったりします。

 

私は、勉強のため、そしてノルマの数字を上げるためも兼ね、かつていた職場で取り扱っていた金融商品を、一通り買っていました。

ただの会社員ですので、少額ずつしか買えませんでしたが。

そしてそこを離れた後、10年をかけて解約しました。

利益が出たものもあれば、損失がでたものもあり、約500万程度の投資でトータルでいうと、二十数万プラス、といったところでした。ずっと不況だったのもありますが。

 

一度に手にすると嬉しいくらいの金額ですが、10数年で見ると、これをもうけたというのか、その期間そのお金で勉強などをしたほうがよかったのか、わかりません。

私は、商品知識を得るため、お客様にきちんと説明できるようにするため、といった目的でしたので、そういった意味ではプラスでしたが、個人的には、運用自体に魅力を感じたことはありませんでした。

なぜなら、私は、そこに勤めていた間毎日、仕事柄相場や為替などの値動きを見て、気が休まるときがなかったからです。自分のお金や、買っていただいたお客様の資産が減っているときは、精神的にとてもきついものでした。

 

投資には向き不向きがあります。

相場によっては、一気に値下がりするときもあるし、そのときの情勢によっては、上がるときもあるので、いちいち一喜一憂していたら心がもちません。

なので、元本が減っているときに不安になってなにも手に付かない、といった性格の方には向いていないと思っています。

 

銀行や、経営規模の大きな会社は多くの金融商品を買っていますが、個人の場合は資産家以外は金額の規模や、目的が異なるので、よく考えて買うほうがよいと私は思っています。

 

投資信託よりは、外貨預金のほうが理解しやすく、解約タイミングもわかりやすいので、個人的には好きでした。どうしても投資信託を買うなら、インデックス型のものを少額で初めてみるのがよいかも・・と個人的には思います。ただし、株の値動きや、どういったことが経済に影響するのか、などの勉強をしながらです。

 

でも、本当は生活力をつけ、正しい金融知識を身に着けること、経済の仕組みを知ること、自分の身の丈はこのくらい、といったレベルを知ること、これが、本当の意味でのリスクヘッジではないのかと、私は思っています。

 

そして大切なこと。わからないときに、相談できる人や場所を持つこと。

 

楽しいこと、嬉しいこと、刺激のあること、胡散臭いこと、辛いこと、怖いこと、

世の中にはあふれています。正しく世の中を見る目を養うために、学ぶべきことは、きっと、学校の中で学ぶことと同じくらい沢山あるように思えます。

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

 

 

冷やし・・・

今週のお題「冷やし○○」

 

私には、子供の頃からやってきた習慣がありまして^^

無意識にやってしまうというか、その状態が一番好きというか^^

 

それは・・

 

チョコレートを冷凍庫にいれること(。-`ω-)キリ

 

そしてそのチョコは板チョコであること。

 

チョコは板チョコが一番好きなのです。

 

板チョコを何枚か冷凍庫に常備しておいて、食べたいぶんだけ折って、コーヒーを入れて食べるのがとても好きです^^

 

家族に、なんで冷凍庫にチョコいれるん?^^;って言われて考えたのですけど、

これ、そういえば私のおじいちゃんがやってた習慣でした。

おじいちゃんの家の冷凍庫には、いつも板チョコとカップのバニラアイスがはいっていて、戸棚にはポッキーがいつも入ってて、その3つが常に安定供給されておりました。

 

そのおじいちゃんの冷蔵庫は幼稚園児だった当時の私の憧れの場所(単に入ってるものが食べたかった)で、

いつも開け閉めしては怒られていました・・・そういえば。

お題を書いているうちに思い出しました。

 

小さい頃、祖父母の家で育ったせいか、そのころに祖父母が好きだったものやしていたことを、知らないうちにインプットしてたのですね^^;

 

板チョコと、カップのバニラアイスと、ポッキーが好きだったおじいちゃんは、もうこの世にはいないけれど、

 

あの冷蔵庫ももうないけれど、

 

そういえばチョコはいつも明治のやつだったな・・と懐かしく思いだしました。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

限界がきたって思った時にはもう超えてる

 

真面目な人ほど、責任感が強い人ほど、思いやりのある人ほど、

自分の中に負の感情が生まれても、うまく隠したり、我慢したりする。

そしていつしか心がいっぱいいっぱいになって、

もう頑張れなくなって、でも頑張らないといけないと思って、

でももう限界でできなくて、

どうにもならないから誰かに伝えよう、と最後の力と勇気を振り絞って、

「限界です」とか「辞めます」とか「休みます」って伝えたのに、

 

頑張りが足りない、とか、もう少し頑張ってみたら、とか、それは甘えだ、とか。

 

それを言われちゃったら、その人はもうどこにも行けない。

 

そういうことが、結構起こりがちだなって思う時があります。

 

はたから見たら、そういうことを口にするのがはじめてだから、ちょっとなだめたらいけるかな、くらいに見えているかも。

たとえば何年も何年も悩んで、迷って、もうこれ以上は・・ってなってやっと口にできたことでも、聞くほうは初めてだから、

もうちょっと頑張ってみたら、って言ってしまう。まだ悩み始めなのかな、と思いこんで。

 

一時期退職代行のサービスが人気だとニュースで取り上げられていて、

なんだか賛否両論あった気がするけれど、

私には、「限界です」が本当の限界の人には、救いになるかもと思えました。

 

人生には、ある程度の割り切りがいるときもたくさんあるけど、

割り切るのにも結構慣れと技術がいるんですよね。

 

「一生懸命努力すれば、きっと叶う」

っていうのは、やっぱり青春の輝きで、社会に出ると、一生懸命努力できる人が幸せになるとは限らない。だからこそ、学生生活は貴重なんだと思えるけど、

社会に出てから努力の方向を間違えると、自分を追い詰めることになったり、

うまく逃げることができないと、いろんなものに巻き込まれたり、いろいろ背負ったり。

 

自分が学生の頃、社会とか会社とか経済というのは、もっともっと大きくて、

上に仰ぎ見るような、今からそこに行くんだ、みたいな希望に満ちたものに見えていました。

経済的な自立や、いろんなものを背負う覚悟や幸せがある反面、学生時代の3年とか4年とか6年とか、短い期間限定の競争ではなく、

40年以上も続く競争の中に入っていくという激戦区でもあり、低賃金でも若いゆえの将来性とか体力で動ける、といった時期はそんなに長くない。賃金を上げる手段が出世しかないなら、やっぱりそこには激しい競争が待っている。

 

ある程度、そういうことが見えてきた頃には、

もう結構な大人になっていて、やり直したいと思っても、ハードルが高かったり、

抱えているものとの葛藤に悩んだりすることもあります。

 

今の時代は変化が多く、時代の流れも速く、

だからこそ、自分へのケアを忘れてはいけないな・・と感じたりします。

 

あれ、これもう限界かも・・

そう思ったときは、すでに自分の限界を超えつつあったり、心や体が悲鳴を上げているかもしれません。

 

ベーシックインカムなどが提唱されているように、昔の仕事と今の仕事は少し違うように思います。AI化が進むと、いらなくなる仕事も今後もっと増えるだろうし、

人件費を経費としてもっと削減するには・・・と人にその負担を負わせる時代は、もしかしたらいつか終わるかもしれない。

 

変化の多い時代だからこそ、自分をとりもどすことのできる時間を少しでも持ったり、

疲れたときには休んだり、落ち込んだり悩んだりしたときの対処法を持ったり、

自分の身を守る方法を、見つけておくほうがいいかもと思ったりするのです。

 

大人になったら、時に助けてくれるいい人もいるけれど、

結局自分を守るのは自分しかいない

だから、自分の限界を知っておくこと、バランスのとり方を身に着けておくこと、

休まなければいけないときに流されないこと、こういったことが、とても大切なのではないかと思えるのです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

 

最近の読書

ようやく少しだけ涼しくなってきましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか^^

 

暑すぎるがゆえに読書スピードが落ちてしまいまして、ゆっくりな感じに(笑)

ですが、いい本にも出会えてうれしい週でもありました^^

 

ここ最近手に取ってみた本はこちら(=゚ω゚)ノ

 

明日の私を助ける家事貯金 河内 智美 KADOKAWA

日々の家事を少しずつでも先取りして貯金しておけば楽になるというやり方が、

写真たっぷりで書かれています。常備菜のところとか、掃除のところとか、

なんとなくやり方が好きだな、と思って手にとりました^^

 

人生を豊かにする小さな1分の習慣 

          沖 幸子 主婦と生活社

自分をきちんと律したいときに読むと、ちゃんとやろう、と背筋が伸びます^^

 

無印良品とはじめるミニマリスト生活 

         やまぐちせいこ KADOKAWA

ミニマリストにはなれないけど、ミニマリスト的な発想は昔から好きで、

余計なものが何もないスッキリとした空間に憧れたりします。

多目的な部屋、作れたらいいなぁ・・

 

春待ち雑貨店 ぷらんたん 岡崎琢磨 新潮文庫

手作り雑貨の小さなお店が舞台です。一話一話で完結していて、それぞれが何とも言えない人間の感情の機微にあふれています。

いろんな思いがあり、ふと湧き上がる不安や嫉妬などがあり、そして様々な人生の選択があり、どうしようもないこともあり、それでもなぜか、心が温かくなる、そんなお話がつまっています。

 

戸村飯店 青春100連発  瀬尾まいこ 文春文庫

今回読んだ本の中で、私はこの本が一番好きでした。

なんか笑いそうになるタイトルなのに、淡々と進んでいく兄弟の物語に引き込まれ、

すごく切ないときもあり、なぜか中学とか、高校生のときの自分を思い出してしまうような、それでいて、読み終わった後の後味がすごくよくて、人におすすめしたいな、と思いました^^

 

強運の持ち主 瀬尾まいこ 文春文庫

占い師が主人公の、ちょっと変わった設定だけど、ありふれた日常の、淡々とした中に、時々ふっと真理があるような、そんなお話です。

さくっと一気に読めます^^

 

 

 

これから少しずつ涼しくなって、読書に最適な季節がやってきますね^^

とても楽しみです^^

 

お読みいただきありがとうございました^^

得る幸せ 失う不安

何かを手に入れる幸せと、

それを失うかもしれない恐怖は、同義。

時々、そんな風に思ったりします。

 

大切な大切な人ができると、別れがあるかもしれないし、

最後まで一緒にいたとしても、同時には死ねないし、

大切であればあるほど、いつか来るであろう別れが、とても恐ろしい。

 

頑張って手に入れた地位を、いつか手放すときが来るかもしれない。

得る幸せと、手放す苦しさは、時系列的には同じではないけれど、

セットで売り出されているような、そんな気がしています。

 

そんな風に思うと、なんだかむなしい気もするけれど、取り方によっては、

いいことも、悪いことも、永遠なんてないのだと思います。

だから、幸せなときは全力でその幸せを味わって、辛い時には、永遠につらいわけじゃないから、耐えるときなのかな、くらいに思うのがいいのかもしれません。

 

永遠じゃないからこそ、その時々の幸せはとても輝いていて、

いつか終わるからこそ、苦しいだけじゃない。

 

ふと、そんな風に思ったりするのです。

 

何もかも手に入れた(ように見える)皇帝が、不老不死の薬を探す、といったお話があったりしますが、権力の頂点を極めたとしても、

それをいつか失い、衰えてこの世を去る、という恐怖に同時におびえているということですね。

 

だけど、いつか終わるからこそ、その短い人生の中で頑張って手に入れた幸せは尊い

いつか別れがくるからこそ、今そばにいてくれる人との時間がとても大切で、

人生が短いからこそ、優先順位をつけて、自分なりの幸せをつかもうと頑張るのだと思えます。

 

失うのがとても怖い、ということは、きっと今、とても幸せなのだと思います。

 

永遠がないからこそ、せいいっぱい生きて、自分にとって大切なものを、精一杯大事にして生きられるのかもしれません。

 

皆様の大切なものは何ですか?

 

自分にとっての大切なものや人を、精一杯大切にしながら、

このように生きたい、という人生を送りたい。

 

私の、今のささやかな目標です^^

 

 

お読みいただきありがとうございました^^

 

心に灯を

子供の頃、どこにも居場所がないように感じていました。

実際には、両親もいたし、友人ぽい人もいたし、住む家もあったし、学校に行って、部活をして、勉強して、とけっこう忙しい生活をおくっていたのですが、

 

心が安らぐ時間もなく、いつも、なんだかざわざわして、

ここではないどこかを探していたように思います。

 

当時、幼すぎて、心を言語化する力もなく、

時々襲ってくるむなしい感情みたいなものを、いつも持て余して、

なんだかしんどい、みたいに思ったりする時がありました。

 

振り返って思うのは、きっと、本当の自分というか、自分の本質をぶつけた勉強や、自分の考えを正直に話せて、将来のこと、進路のこと、自分の弱さ、

そして、なんか人に言うと恥ずかしいくらいの、自分の夢や、未来を語れる場所というか、仲間?のようなものが欲しかったんだと思います。

 

人のためとか、未来のため、みたいなことを、子供同士で話すより、なんかファッションのこととか、好きなアイドルのことだったり、ライブのことだったり、ドラマのことだったりを話すほうがうまく人づきあいできて、

 

真面目なことを話すと、やっぱり暗い、とか真面目過ぎとか堅いとか思われ、友達はできにくい気がしていたから、あまり興味もない雑誌も、無理して読んでいました。

 

でも本当は、まじめに先生に聞いてみたいこと、実現可能なのか試したいこと、

もし話が合うなら、いろんな課題について話し合ってみたいと、ずっと思っていました。

勇気がなかったけど^^;

 

 

だから、人頼みにしなくて済む大人の今、いろんなことを話してみたい。

自分の思うこと、学びたいこと、知りたいことを、たくさん勉強してみたい。

そう思ったりするのです。

 

 

心を燃やせるなにか(鬼滅の刃みたいですね^^;)を、

一生懸命追いかけ、燃え尽きるくらいやってみたい、学んでみたい、という思いを、持っているひとは、もしかすると、少なくないのではないでしょうか。

 

 

いい大人になって、やっぱりそう思うのです。

 

 

いくつになっても、楽しく何かを追求していきたいなと思ったりしています^^

 

 

もう頑張ってファッションの話をしなくても、アイドルの話をしなくても、

ドラマの話をするためにテレビをみたりしなくていいのですから。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました^^